Staff Story

インタビュー実施:2023年4月

目の前のことを着実にこなし継続することが、確かな成長と達成感をもたらしてくれる

飯田 紗虎  LODGE BISTRO SARU 所属 2021年4月入社

辻調理専門学校卒業。「Fresh Seafood Bistro SARU(代々木上原)」にてインターンを経て入社。
最初の配属先は「Apero Bistro SARU(自由が丘店)」。1年後には現在の勤務店である「LODGE BISTRO SARU(学芸大学)」に異動。キッチンスタッフとして従事しながら、ホール業務のサポートも積極的に行う。

未知の「食」に出会うため

―2021年4月から新卒採用枠で入社されたということですが、Rootを志望した理由から聞かせてください。

(キャリアマップの)求人情報を見ながら何社か検討する中で、待遇条件が良い点と、色々なことに挑戦する機会が充実している点に惹かれました。適度な規模での事業展開と、それぞれの店舗が異なるコンセプトに基づいた店作りをしていること。それによって扱う食材が多岐にわたることも魅力的でした。決め手になったのは、知らない食材の知識を増やせて、その調理法を学べるだろうと思ったことです。

―扱う食材のバラエティが豊富だという情報はどのように得たのですか。

SARU代々木上原でインターン期間中、実務経験を通して知りました。その間に、魚の掃除から調理補助まで、幅広く経験させてもらいながら、当社が運営する他の店舗についても知りました。それぞれに異なるコンセプトがあり、扱う食材が違う。実際に、肉、魚、野菜、スパイス、ハーブ、ワイン、など、各ジャンルの専門知識を持った先輩達がいて、学ぶ機会は豊富です。

―専門の料理ジャンルとしては何に注力していきたいですか。

フランス料理です。というのは、昔父に連れていってもらったフランス料理に感銘を受け、自分もこんな美味しい料理を作れるようになりたい、と料理人への道を志すようになったからです。その時の感動が人生を左右しました。ですから気持ちとしてはフレンチの技術や知識を習得したいと思っています。そのためにも目の前に訪れたチャンスやご縁をまずは大切に、一歩ずつ進んでいくつもりです。

新たな自分の能力と興味を見つける

―入社後はインターンをしたSARU代々木上原ではなくSARU自由が丘に配属されましたが、社会人としてのスタートはいかがでしたか。

生活リズムができるまでの最初の1ヶ月は体力的にこたえました。まったく初めてのことをどんどん覚えていかなければならず、緊張もしていたせいで毎日疲労感は大きかったです。
とはいえ、初めての食材や料理の味など、学んでいることが楽しかったです。まかないも美味しくて、みんなで交流できるその時間は大切なものになりました。最初に配属されたSARU自由が丘店の長谷川シェフを中心に居心地の良いチームでした。プライベートな話から仕事の話まで、気さくな雰囲気ですぐに打ちとけられました。

―自由が丘店ではすぐにキッチンの仕事に就いたのですか。

はじめの数ヶ月はホールの仕事をしました。というのも、自由が丘店はオープンキッチンなので、料理人も目の前のカウンター席のお客様への接客をしなければいけません。ですから接客スキルを身につけることは必須です。やってみるとホールの仕事が楽しくて、お客様の表情を見ながら仕事ができるというのは、充実感や達成感につながり、私自身の仕事へのモチベーションが上がりました。
現在の学芸大学店では基本的には調理に専念していますが、こちらもオープンキッチンなのでお客様の顔が見えます。ですからすぐにホールのサポートに入れるよう、常にお店全体を見るよう意識しています。

―入社後丸2年経って、会社に対する率直な感想をお聞かせください。

コロナ禍中は日常とは異なる業務や負担がありましたが、通常営業に戻ってからは、期待通り様々な経験ができる会社だなと思っています。食材の知識や調理法など、多くのことを先輩から教われますし、自分自身として発見することも多いです。周りのスタッフ同士の関係性も良好なので居心地も良いです。
休みもしっかり取れているので、休日は大好きな外食をしにあちこち出かけて、充実しています。

小さな成功体験を重ねて自分を高める

―日々のやりがいや達成感はどういった時に感じますか。

やはりお客様の笑顔や喜ぶ顔を見た時です。その笑顔が見たい、と思うと自然と丁寧な仕事や接客をするようになります。
そして、小さなひとつひとつの自分のタスクがうまくいった時には充実感があります。今日の仕込みは予定通りきっちり終わったとか、料理の盛り込みが美しくできた、というささいなことですが、そういった日々の小さな成功体験や達成感の積み重ねが、仕事全体に対する気持ちを前に向けてくれます。今自分の与えられた役割をきちんとこなしていくこと、そしてそれを継続すること。そういったことを大切にしています。

後輩指導を通して自らの課題と向き合う

―現在、課題と感じていることはありますか。

たくさんありすぎるかもしれません(笑)。入社後2年目になると、求められることも増えてきて、仕事の質も当然上げていかなければならず、そこはまだ自信があるとは言い切れません。また、後輩も入ってきて、その教育も私の役割です。それまでは私が一番下だったから教わる立場にいたけれど、教える側になってみると、自分自身がわかっていなかったことがいかに多いか気づかされます。自分がわからないことは人に教えることはできません。自分の学びと教えることを並行して進める、ということのバランスをどう取りながら前進していくかが今の課題です。そしてそれこそは誰かに教わることではなく、自分自身で掴み取り、自分の言葉に変えて後輩へ伝えていかなければいけないことだと思っています。

―どういう人と一緒に働いてみたいと思いますか。

食べることが好きで、作ることが好きな人と仲間になりたいです。どんな職場でも、苦労する時や壁にあたる時があると思いますが、心から「食」が好きであればこそ乗り越えられるし続けられるのではないでしょうか。もちろん外食にしろ食材の購入にしろ、それなりにお金のかかることかもしれません。ただ、誰しも趣味にお金を使うのと同様、私はそこへの出費はあまり厭わないんです。外食すると、その空間、料理の見せ方、食材の味、そして料理人の技術力、ワインとの出会い、そういった一期一会の体験ができます。それは今の自分にはかけがえのない経験であり、学びです。その積み重ねを、日々の自分の仕事に活かせると信じています。

幅広い好奇心を料理に活かしたい

―夢や目標はありますか。

大きな夢というようなものはないんです。先ほどお話ししたような、ひとつひとつの日々の課題をしっかり消化しながら一歩ずつステップを進むことが、今の自分の目標と言えます。具体的に次のステップが何かといえば、キッチン内の役割の中で重要なポジションであるストーブ(お肉や魚など、メインディッシュとなるお料理を調理するポジション)を任せてもらえるようになることです。

それから、SARU学芸大学店には、和食出身の富田シェフやイタリアン出身の山口マネージャーがいるので、そういった方々からフランス料理以外の知識や技術を学ぶことも大切にしています。幅広いジャンルにも目を向けることが、やがては私のやりたいフランス料理に活きると思っています。
好きな料理を作れる場所であれば、どんな舞台でも最大限のパフォーマンスを発揮できる料理人である、ということが目標ですね。

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募集要項

正社員・アルバイト

※以下は東京都内の店舗の内容です。

雇用形態 ◎アルバイト
時給1,200円(未経験者)
時給1,350円~(経験者)

◎正社員
希望の労働時間を選択し、能力、職務に応じて給与が異なります。
※全社員、所定労働日数は22日/月となります。
勤務時間 以下①~③から希望の勤務時間が選べます。

①ショートタイム社員
労働時間210時間相当
※定時を超えた場合は残業代あり
※時間と日数の組み合わせ応相談

②ミドルタイム社員
労働時間240時間相当
※定時を超えた場合は残業代あり

③フルタイム社員
労働時間270時間相当
能力・職務・月給 ※月給はいずれも定額残業代、定額深夜代込の金額です。

Ⅰ.未経験者・それに準ずる
Elementary Craftsperson
初級社員
Ⅰ-① 24万円
Ⅰ-② 28.5万円
Ⅰ-③ 33万円

Ⅱ.2年程度のレストラン勤務経験者能力がある
Intermediate Craftsperson
ウェイター、副料理長
Ⅱ-① 26.7万円
Ⅱ-② 31.4万円
Ⅱ-③ 36万円
※目安として、
キッチン:一連の仕込、火を使う仕事ができる
ホール:ウェイターとして最大ピークタイムに切り盛りができる

Ⅲ.店長、料理長、職人
Manager / Chef / Craftsperson
※必須条件として、
店長:ソムリエ資格・最低限の英会話能力
料理長:自店舗メニュー開発
職人:1つの分野における特筆した能力
Ⅲ-① 30万円
Ⅲ-② 35万円
Ⅲ-③ 40万円

福利厚生

・社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
・交通費支給
・お子様の健康保険代全額会社負担

その他

・随時上長との目標設定、目標クリアによる昇給が随時あります。

応募書類

・履歴書
・職務経歴書

以下のエントリーフォームからご応募ください。


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